入社6年で、3部門のジョブローテーション。 管理部門・営業部門の業務を経験しながら、 海運全般のスキルを磨く。

三浦 哲矢

鉄鋼原料グループ鉄鋼原料一チーム 主任
2016年度入社 / 教育学部卒
(2022年取材当時)

管理部門から営業へジョブローテーション

入社時は経理グループに配属となり、本船運航にかかわる様々な精算処理や月次決算業務を担当しました。その後、営業部門の近海グループに異動となり、主に日本から中国・東南アジア向けの鋼材輸送船の運航管理業務にあたりました。一航海あたりの航海日数が短く、早ければ数日間で完結してしまう航海でありながら、鋼材という非常に繊細な貨物の輸送を担当していたため、日夜、スピーディーかつ細やかなオペレーションが求められる業務でした。2021年10月より鉄鋼原料グループに異動となり、現在は、主にケープサイズと呼ばれる大型船型での石炭/鉄鉱石輸送にあたっています。これまでとは全く異なる世界の業務に、毎日が発見の連続であり、とても新鮮かつ刺激的な日々を送っています。

鉄鋼原料グループでの業務

現在は鉄鋼原料グループにて、鉄鋼メーカー向け石炭/鉄鉱石輸送の運航管理および引き合い業務を担当しています。”引き合い”とは、マーケットから船を調達して貨物と結び付ける業務になりますが、足元の市況や今後の見通し等によって、常に環境は変化し続けます。マーケットという見えない生き物と対峙しながら、時には慎重に、時には大胆に、ベストな選択を模索しながら決断をしていく仕事です。自分自身、まだまだ知識も経験も不十分ですが、日々の業務を通じて周囲との信頼関係を築きながら、自分のスキルと経験を磨いていきたいと思っています。

海外出張の経験

入社して一番印象的だった出来事は、近海グループ時代に行かせていただいた中国 青島への出張です。現地では、青島港に寄港していた担当船への訪船に加え、代理店や港湾関係者など、普段メールや電話でしかやり取りのない方々と直接話をすることができ、現場のニーズや問題点等をより具体的に実感できる貴重な経験でした。また、現地では会食の機会も多く、昼夜を問わず中国流の”おもてなし”を存分に受け、自身の経験と肝臓が大いに鍛えられた出張でもありました。代理店の若手担当者と夜通し語り合ったのは今でも良い思い出です。

当社で感じるやりがい

当社の一番の魅力は、ひとりひとりに与えられる裁量の大きさだと思います。海運業という非常にダイナミックな業界でありながら、会社の規模は少数精鋭のため、必然的に個々の裁量が大きくなります。その分、求められる責任も大きくなりますが、一人のプロとして、自信とやりがいを持って携われる仕事だと思います。また、同時に、当社はアットホームで風通しがよい社風でもありますので、困ったときは周囲に相談しながら、チーム一丸となって仕事を動かしていくことができる会社だと思います。

今後のキャリア

まずは、今いる営業部門の中で海運実務のスキルや経験を培っていきたいと思っていますが、将来的には、企画や経理といった、管理部門の業務にも関わっていきたいと思っています。海運会社である以上、船を動かすことが業務の中核はであると思いますが、会社の”経営”という視点から、管理部門の業務にも携わっていきたいという思いです。当社はジョブローテーション制度も整っていますので、今後、様々な仕事に挑戦しながら、自分自身の適性を見極めていきたいと思っています。

一日のスケジュール

  • 09:30 出勤:メールを確認して業務を開始
  • 10:00 運航管理業務:担当船の動静や最新状況等を確認し、必要な指示を連絡
  • 12:00 お昼休憩:同僚と近くのレストランでランチ
  • 14:00 書類作成:次の打ち合わせに向けて書類作成
  • 16:00 引き合い業務:スポットの入札案件に向け、マーケット状況を確認
  • 18:00 引き合い業務:マーケットから船を調達するため、船主と諸条件の交渉
  • 19:00 退勤(ただし、引き合い業務が長引くときは深夜までかかることもしばしば・・)

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