外航海運業に興味を持ち、転職。 スケールの大きなケープサイズ船を担当しながら、 きめ細やかなサービスを提供する。

諸橋 司

鉄鋼原料グループ鉄鋼原料二チーム 課長代理
2020年度キャリア入社 / 外国語学部卒
(2022年取材当時)

転職のきっかけ

前職ではメーカー物流子会社に在籍しており、海上輸送、陸上輸送、構内物流管理、フォワーディング事業、倉庫事業等々、多岐にわたる事業を展開している物流会社にて主に近海外航輸送部門でキャリアを積んできました。 前職で海運部門から他部門への異動もありましたが、自分の今後のキャリアとして海運業を専門的に捉えていきたいと考え、海運専業である当社と縁があり転職しました。

キャリア採用で入社した当社の印象

前職との大きな違いとして、どの部門へ配属されても海運事業に関連していることと、引越を伴う国内での異動が無いことが挙げられます。
転職理由が海運事業に携わることを軸にしていた私にとってはまさに希望通りの環境でした。また引越を伴う異動がないことについては、転職に於いて家族の理解を得ることにも重要なウェイトを占めていました。
実際に入ってみてからは、若手社員が各チームの顔として第一線で活躍している印象を受けました。社員数があまり多くない当社ですが、各人が若いうちからスケールの大きい仕事を担当することができ、会社の求める期待に応えるべくキャリアを着実に積んでいくことが出来る環境があります。

現在携わっている業務について

ケープサイズ船型を扱う部門にて国内外の製鉄会社や資源会社を主なお客様として、鉄鉱石や石炭といった撒積み貨物輸送を行っております。
前職では主に近海船によるアジア域を主とした輸送を担当しておりましたが、日本のみならず世界の海を舞台としてケープサイズ船を担当することとなり、日本のみならず世界中の製造業に係わるサプライチェーンの一部として、転職を機に文字通りよりスケールの大きな業務に責任とやりがいを感じています。

印象に残っている仕事

ある取引先との競争入札による契約更改(1年間の輸送契約)のアイデアを練っている際に、市況や将来の配船パターン等を組み立てながら、当社として利益を確保しつつどれだけ競争力が出せるのかを丸々1か月ほどをかけて数パターンの検討を実施しました。
規模の大きいケープサイズ船に於いては計算の少しの違いが大きな結果として跳ね返ってくるため些細なミスの無いよう神経を使いました。
結果として当社案が評価されて無事に採用となり、長年の取引関係を切らせること無く、1か月超の検討が実を結ばれてほっとしました。

今後のキャリアについて

現在はスポット案件や、長くても1年契約程度の輸送案件の営業を担当しておりますが、ゆくゆくはより長い契約期間をもった長期案件の立案に携わっていきたいです。
長期間の契約を結ぶということは当社の輸送品質が高く評価されていないと実現することは難しいため、スポット輸送などで安全・安心・タイムリーな輸送を実直に行っていき信頼関係を積み重ねていくことが非常に重要です。現在担当している業務も今後のキャリアに直結しており、日々の担当業務で勉強している毎日です。

一日のスケジュール

  • 09:15 出勤:メール確認をして業務を開始
  • 10:15 チーム内打ち合わせ:各担当本船スケジュール確認・今後の配船予定等を確認
  • 12:00 昼休憩:丸の内まで散歩
  • 13:00 書類作成:次の打ち合わせに向けて書類作成(プレゼン資料・採算計算等)
  • 15:00 チーム内打ち合わせ:直近の応札案件の打ち合わせ
  • 17:30 退勤

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