知識と技術の研鑚を積み、 海上のプロフェッショナルとして 船の安全運航をサポート。

M.A

船員チーム・海技者人事チーム 書記/二等航海士
2022年度入社/海洋工学部 海事システム工学科卒
(2025年取材当時)

志望理由は、船の安全運航を支えたいとの思いから

親戚に航海士がおり、親戚の家にあった船の模型を見て以来、船に興味を持つようになりました。組み立て船や帆船、蒸気船など、太古から人は船を造り、海を渡っています。脈々と受け継がれてきた造船技術、乗組員の経験、陸上での運航支援といった英知を結集して成立しているのが海運の仕事です。海が荒れる時もありますが、そんな状況でも船を動かすのは人の力。私も安全な運航を支える一員になりたいと思い、商船の船員を目指しました。

仕事は航海当直だけでなく甲板上でも

毎日4時間を2回の航海当直を行います。その他、救命・消防設備の点検も担当。甲板整備の見学や、一等航海士から整備作業や荷役についてレクチャーを受けることもあります。それぞれの作業には手順が決まっているものもあるのですが、「なぜその手順なのだろう?」と疑問を持つことを大切にしています。船の図面を見て勉強したり、上司や先輩方から教えてもらったりして疑問が解消されると、新しい発見につながります。勉強した内容を実務に活かせた時は、非常に嬉しかったですね。

印象に残っている仕事は、航海の生命線・飲料水タンクの整備

勉強と経験を繰り返すうち、任せてもらえる業務が増えてきました。そのなかでも飲料水タンクの掃除の指揮をとらせていただいたのが印象に残っています。飲料水は、航海中の船員にとって生命線の一つです。水の排出方法をはじめ、タンクに入る際の注意点、掃除後の復旧作業などについて上司としっかり打ち合わせを行い、本番に備えました。当日は、一緒に作業をするクルーに指示を出し、緊張しながらも無事に終了。その時の達成感は格別でした。

数か月間の休暇を楽しみ、社内制度で成長を促進

航海中の休日では、船内で他の乗組員たちとの食事や会話を楽しんでいます。陸上では数か月間の休暇を利用して、国内旅行をしたり、家族と過ごしたりしてリフレッシュ。完全オフなので、趣味に没頭できるのがいいなと思っています。また、当社にはたくさんの研修があります。特に船員研修チームが実施している昇職アセスメント制度では、現在の職位と、昇職後の職位の業務理解度を確認し、昇職可能なのか判断されます。自分の苦手分野を可視化でき、次の乗船時の目標を持てるようになるので、成長の近道だと感じています。

今後の目標と就活生へのメッセージ

二等航海士には、航海計画の立案、出入港の際の係船作業現場指揮など、船の運航に大きく関わる業務があります。まだ二等航海士としての経験が少ないので、新しい業務をしっかり覚え、様々なことに前向きに挑戦していきたいです。業務を行うにあたり、体力と知識は欠かせませんが、最初からすべてを完璧にできる人はいません。先輩方は面倒見がよく、業務について丁寧に教えてくれるので、困ったことや分からないことがあったときに相談にのってもらうこともあります。そのなかで、自分の力を発揮できたときの喜びは大きいです。ぜひ、海運というスケールの大きなこの世界に飛び込んできてください。

一日のスケジュール

  • 07:00 起床。朝食はしっかりとる
  • 07:50 船橋(ブリッジ)へ移動。前直者から引継ぎを受け、当直開始
  • 12:00 次の当直担当者に引継ぎ。その後、昼食
  • 13:00 救命・消防設備の点検、甲板整備作業の見学。仕事がないときは休息時間
  • 18:00 夕食。食後は乗組員たちと会話を楽しむ
  • 19:50 船橋で前直者と引継ぎ。夜の当直では、満点の星空を見ることができる
  • 24:00 次の当直担当者に引継ぎ。船内を巡検した後、業務終了

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